日記

乳癌の話

乳癌を気にされる方が多くなりました

近頃芸能人の方も乳癌に罹患される方が多く、30-40代の女性では特に気になられる方も多いかと思います。

今日受け持っていた患者さん(Aさん)は芸能人の方のニュースを見て、自分も気になり検診を受けたところ乳癌が見つかったという方です。幸い転移は見当たらず、左乳癌に対する手術を受けられました。
手術の前日から不安な言動は多くありましが、家族や看護師と会話をしたり、不安を打ち明けることで少し気が紛れたようです。
それでも、麻酔をかけること自体やリンパ節に転移がないかどうかなど、多く不安を持っていたようでした。

Aさんの手術は術中に迅速検査を行い、リンパ節に転移があるかどうかを調べて(センチネルリンパ節生検)をしたのち、転移がなければ局部の切除のみ、転移があればリンパ節を切除するといった内容の手術でした。
リンパ節に転移があったのか、なかったのかも、術中には麻酔をかけられるためAさんにはわかりません。
そういったことに対する不安もあったようです。リンパ節を切除することで、患者さんの術後の生活は大きく変わります。

Aさんは、術前から血圧の上昇も見られ、トイレに行ったり戻ったりと落ち着かない様子でした。
ご家族も不安なAさんを見て、「大丈夫、大丈夫」と声をかけてらっしゃいました。

手術が終わったので、Aさんはまだ麻酔で入眠されていますが、ドクターよりご家族に説明があり私も同席させていただきました。Aさんはリンパ節に転移がなく、無事に局部の手術を終えたという説明でした。
ご家族も安堵の表情を見せ、ひとまず手術を終えたことにホッとされたようです。

術後、部屋に戻られたAさんは、麻酔から覚醒し「終わったの?」とウトウトと私に話されました。
「無事終わりましたよ。お疲れ様でした。リンパ節への転移もなかったようですよ。」と声をかけると、意識が徐々にはっきりしてきたAさん、ホッとした表情を見せてくれました。

Aさんにとって手術が無事終わったこと、リンパ節への転移がなかったことは、かなりの不安を軽減させたようです。
麻酔の影響や、術前からの不安も強かったせいか、術後Aさんはまだ麻酔が効いているのかと思うほど、グーグー眠ってらっしゃいました。

私たち看護師にとっては日常的な手術という治療ですが、患者さんにとっては非日常な大きな出来事です。
治療と向き合う患者さんや家族を支えることってとっても大切だな?と、実感する1日でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です